食品表示の「名称」とは?商品名との違いをやさしく解説

食品表示には、名称、原材料名、内容量、期限表示など、さまざまな項目が並んでいますが、その中でもまず押さえておきたい項目のひとつが「名称」です。

「名称」と聞くと、前面に大きく書かれている商品名のことかな?と思いがちです。
でも食品表示でいう「名称」は、商品名とは少し役割が違います。

名称は、その食品の内容を表す一般的な名前です。
名称を見ると、商品名の印象に引っ張られず、その食品が食品表示上どのような名前で表されているのかが分かります。

ラベル博士

名称は“食品としての名前”じゃよ。
前面の商品名とは別じゃから、まずここを見ると読みやすくなるんじゃ。

この記事では、食品表示の「名称」について、商品名との違いや、見るときのポイントをご紹介します。

目次

名称を見ると、その食品が何なのかが分かる

食品表示の「名称」は、その食品の内容を表す一般的な名前です。

たとえば、名称欄には次のように書かれていることがあります。

  • 名称:そうざい
  • 名称:菓子
  • 名称:冷凍食品
  • 名称:魚肉ねり製品
  • 名称:清涼飲料水

名称を見ると、「この食品は、食品表示ではどのような名前で表されているのか」を確認できます。

商品名と名称は同じとは限らない

食品を選ぶとき、最初に目に入りやすいのは、パッケージの前面に大きく書かれている商品名です。

商品名は、その商品の特徴やイメージを伝えるために付けられている名前です。
一方で、食品表示の「名称」は、その食品の内容を表す一般的な名前です。

つまり、商品名と名称には次のような違いがあります。

  • 商品名:商品の印象や特徴を伝える名前
  • 名称:食品として何なのかを示す名前

前面の商品名だけを見ると、「こういう食品なんだ」とイメージで判断してしまいそうになります。
そんなときこそ食品表示の「名称」もあわせて見ると、その食品の内容を落ち着いて確認できます。

ラベル博士

前面の商品名は“伝えるための名前”、表示欄の名称は“確認するための名前”と考えるとよいかもしれんな。

商品名や写真だけでは分からない違いに気づける

名称を見ると、その食品がどのような種類の食品なのかも分かります。

たとえば、次のようなことが分かります。

  • その食品の大まかな分類
  • 商品名や写真から受ける印象との違い
  • 食品表示上の一般的な名前

見た目が似ている食品でも、名称を見ると「あれ、違うんだ」と気づくことがあります。

たとえば、商品名や写真から「チョコレートかな」と思っても、名称を見ると「チョコレート菓子」と書かれていることがあります。

このように、名称を見ると、商品名やパッケージのイメージだけでは分かりにくい、食品表示上の一般的な名前を確認できます。

ただし、名称だけで、その食品の中身がすべて分かるわけではありません。
その食品をもう少し詳しく知りたいときは、原材料名もあわせて見ることが大切です。

名称だけでは、原材料までは分からない

名称は大切な項目ですが、名称だけで食品の中身がすべて分かるわけではありません。

たとえば、「チョコレート菓子」と書かれていても、どんな原材料が使われているのかまでは分かりません。
アレルギーに関わる情報も、原材料名を見る必要があります。

名称は「まずどんな食品か」を知るための入口です。
詳しく知りたいときは、原材料名もあわせて確認してみてください。

ラベル博士

名称は入口じゃ。
でも、入口だけ見ても中身までは分からないじゃろう?
食品のことをもう少し知りたいときは、原材料名も一緒に見るのがポイントなんじゃ。

名称は、食品表示欄の上のほうに書かれていることが多い

名称は、多くの場合、パッケージの裏面や側面にある食品表示欄の中に書かれています。

食品表示欄には、食品の基本情報が表のようにまとめられています。

たとえば、次のような項目があります。

  • 名称
  • 原材料名
  • 内容量
  • 賞味期限または消費期限
  • 保存方法
  • 製造者・販売者など

名称は、比較的上のほうに書かれていることが多い項目です。

食品表示欄を見るときは、まず「名称」を確認すると、そのあとに続く原材料名や内容量なども読みやすくなります。

また、食品によっては「名称」ではなく、次のような表記になっていることもあります。

  • 名称
  • 品名
  • 種類別名称

などです。

言葉が少し違っていても、「この食品が何にあたるのかを示す項目」として見ると分かりやすくなります。

まとめ|まず名称を見ると、食品表示が読みやすくなる

食品表示の「名称」は、その食品の内容を表す一般的な名前です。

パッケージの前面に大きく書かれている商品名とは違い、名称を見ることで、その食品が、食品表示上どのような名前で表されているのかを確認できます。

ただし、名称だけで中身のすべてが分かるわけではありません。
原材料名もあわせて見ることで、その食品に何が使われているのかを確認しやすくなります。

食品表示を読むときは、まず「名称」を見て、この食品は、食品表示ではどのような名前で表されているのかな?と確認するところから始めてみてください。

ラベル博士

名称は、食品表示を読む入口なんじゃ。
まずはここを見て、そのあとに原材料名や他の項目も見ていくと、食品選びがぐっとしやすくなるぞ。

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